2006-01-01から1年間の記事一覧

新卒の正社員として働く意味は

昨日もご紹介した小島貴子さんがキャリアガイダンス.netに書かれたエッセイから。 正社員として働くことを問われたら(キャリアガイダンス.net) 「何故、正社員として働くのですか?」と学生たちから働く意味を問われた時、あなたはどう答えるか。小島さんの…

保育所の待機児童 減ってるとは言うけれど

厚生労働省のレポートより。 保育所の状況(平成18年4月1日)等について(2006/09/15) 平成18年4月現在の保育所数は、約2万3千か所、定員は約207万9千人であり、前年同月と比較して、約130か所、約2万7千人の増加と着実に伸びてきている。この…

「GoogleのYouTube買収の影響」に参加して

CNET Japanで「情報化社会の航海図」を書いている渡辺聡さんの主催するEmerging Technology研究会(略称ET研)に出席してきた。 今回のお題は「GoogleのYouTube買収の影響」。 利用者サイド、テクノロジサイド、コンテンツ制作者サイド等いろんな見方といろ…

話し下手はコミュニケーション下手という誤解

おなじみ小島貴子さん回答のQ&A。 【キャリアスタートQ&A】おとなしい私も仕事できますか(asahi.com:2006/10/18) コミュニケーションというのは、話すだけではありません。うまく話そうと思わなくていいんです。相手の目をしっかりと見て、話に耳を傾…

大学の心理カウンセリング学科で何を学ぶのか 事例紹介

【就職力】目白大 心理カウンセリング学科(asahi.com:2006/10/18) この学科は、心の問題を広く理解し、援助や支援ができる人材の育成を目指す。実践を重視し、カリキュラムも1年次から臨床心理学概論などの専門科目の講義が始まり、2年次以降は、性格テ…

「専門高校枠」や「キャリア入試」で「高い職業意識」持つ高校生を期待する大学

asahi.com東京版「Let's 仕事のかたち」記事より。【就活雑報】“職”学んだ経験 大学が期待(asahi.com:2006/10/18) 静岡市にある静岡大は、06年度入試に初めて専門高校枠を導入した。職業観や働く意欲を高めた生徒を入学させ、大学全体の活性化につなげ…

批判されたら、息を吐いてオウム返し

引き続き日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニングから。第8回は批判の対処方法。 批判を受けたら、その言葉が正当かどうかを判断し、正当なら受け入れ、不当なら否定する。たったこれだけのことがなかなかできず、人格否定など感情的なもつれ…

自分の気持ちを適切に伝えようとするときのボディーランゲージ

日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング。第7回はボディーランゲージについて。 言葉だけではうまく伝わらないことを伝え、言葉の伝達を阻害する要因をなくすためにもボディーランゲージは大切だ。 本誌掲載の記事から抜粋してみると。 姿勢…

中年期以降の職業生活で大切なのは「キャリア環境変化対応性」

Works研究所のレポートより。 人を活かす高年齢期就業へのヒント 第一回 計画が難しい定年後 必要な「キャリア環境変化対応性」(リクルートワークス研究所:2006/10/11) 定年退職後の人生を考える時、多くの人たちは直前にならないと実感が沸きにくいので…

先進諸国の中で女性技術者が一番少ない日本

IT Proの記事より。 なぜ,日本の女性技術者は少ないの?(IT Pro:2006/10/18)まずはグラフ付きのこの数字を見ていただけると、状況がより理解しやすくなるだろう。 『男女共同参画白書 平成17年版』によれば,日本の研究者(技術者,大学教授など)に占め…

Googleは自分の裸の実力で勝負し続ける会社

そうなると以前取り上げた「エアポートテスト」くらいでびびっていられない、ということか。参考:グーグルジャパン採用の最終関門は「エアポートテスト」梅田さんのエントリ「グーグルの特異性と強さ」(My Life Between Silicon Valley and Japan:2006/09…

復職の判断基準

朝日新聞の連載コラム「患者を生きる」がここ2カ月近く「うつ病」を特集していた。最終週は投書による質問への回答という形式を取っており、最後の質問が復職についてだった。 「うつ・気分障害協会」代表で保健師の山口律子さんの回答の一部を抜粋する。 復…

転職で見られるのは「応用できそうな力」

朝日新聞夕刊連載の「Let's 仕事のかたち」での小島貴子さんの【キャリアスタートQ&A】。今回は転職についての相談。転職ではどんな点を見られるの(asahi.com:2006/09/13) 採用目的は違っても、企業が「見たい」「知りたい」と考えているのは「あなた…

グーグルジャパン採用の最終関門は「エアポートテスト」

PRESIDENT2006.10.2号の特集は「上司と部下の新常識」。その中で「社長の本音分析『新型』vs『旧型』ここが違う!」というインタビュー記事で、グーグルジャパンの村上社長が登場。IT業界では興味津々であろうグーグルの採用について語っていた。 個人的に…

人間関係を壊さずに断る・効果的「ノー」を言うために

日経ビジネスアソシエ連載の「アサーティブ・トレーニング」第六回。 今回のテーマは「人間関係を壊さずに断る方法 まず『ノー』を見極める」。 「ノーと言って断るための8つのポイント」として以下のことを挙げている。 体は答を知っている 何に対して「ノ…

500職種を紹介するデータベース「キャリアマトリックス」

9月4日にサービスインしていたJILPT(労働政策研究・研修機構)の「キャリア・マトリックス」がNIKKEI.NETで紹介されていた。 若者の仕事選び、ネットで支援・500職種紹介データベース(NIKKEI.NET:2006/09/10) どんな職業が自分にふさわしいのかよく分から…

過去をただ活かすという視点ではなく、未来をつくるキャリアへ

未来を見据え、どこでも通用する技術を追え(@IT自分戦略研究所:2006/09/06) 「よく聞くアピールポイントは『○○と××の経験があります。この経験を生かし、全力で仕事をこなします』というパターンのものです。これでは『過去の貯金で与えられた仕事をや…

嫌いな人の中に「自分」が見える

NB Online連載の「ワークショップ『イッセー尾形のつくり方』見学記」より。毎回うならされる記述が多いが、今回は特にストレートに響いてきた。イッセー尾形流「人生コーチング」〜(8)世界は「脇役」でできている(NB Online:2006/09/06) まず、「自分…

「放課後預かり」官民入り乱れ

全公立小で“放課後教室”…退職後の教員に活躍の場(YOMIURI ON-LINE:2006/08/29) 今回の事業は、全児童対象の時間帯と、それ以降の、親が留守の家庭の子どもを対象とする時間帯の2本立て。小学校内での活動が基本で、空き教室や体育館、校庭などを利用する…

JILPT(労働政策研究・研修機構)の調査レポート2種

長期失業者の求職活動と就業意識(2006/09/01) 表紙・はしがき・執筆担当者・目次 第1章 調査研究の目的・方法と分析結果の概要 第2章 長期失業者の属性 第3章 離職状況と求職活動 第4章 就職活動の実態 第5章 失業中の生活実態 終章 政策的インプリケ…

日本綜合地所、男性の育休を義務化

こちらの記事はすぐにリンクが切れるので、全文コピーしておく。日本綜合地所、男性社員に育児休業義務付け・最大2週間(NIKKEI Biz-Plus:2006/09/05) 東証一部上場のマンション中堅、日本綜合地所は10月1日から男性社員に最大二週間の有給の育児休業の取…

河合隼雄先生続報

「危機は脱するが意識戻らず」 河合文化庁長官(asahi.com:2006/09/04) 先月17日に奈良市の自宅で脳梗塞(のうこうそく)で倒れた河合隼雄文化庁長官(78)の容体について、入院先の奈良県天理市の病院の執刀医が4日、記者会見し、「当初併発していた…

企業が求めるのは『大学生らしい人』

7月27日開催の労働政策フォーラム「大学生のキャリア形成をどう支援するか」についての新聞記事。(当日配布資料はこちら)就活最前線:「企業人」より「学生らしい人」(YOMIURI ON-LINE:2006/08/28) キャリア形成に関する授業などが組まれるようになり、…

男性育休取得率向上は、スローキャリアを実現する試金石か

いつも考えがループして止まってしまい、なかなか書けないテーマが「男性育休取得率の向上」。 id:roumuyaさんが何度か取り上げていらっしゃるので、まとまってないがひとまず今思っていることを書き出してみる。男性の育休取得に必要な意識改革(吐息の日々…

キャリアカウンセラー公立高校200校に配置

スクールカウンセラーのキャリア版、というところだろうか。公立高に「キャリア・カウンセラー」来年度200校(YOMIURI ON-LINE:2006/08/30) 文部科学省は2007年度から、高校生の勤労意識を高めるため、企業経験を積んだ民間人を「キャリア・カウン…

読もうかな候補:「論争 格差社会」(文春新書)

大竹先生のブログエントリ「論争 格差社会」で紹介されていた一冊。 私が「論座」に書いた格差社会に関する論説も掲載されています。格差社会に関する最近の様々な論説が、集められているので、議論を整理するのに便利ではないでしょうか。 まずは本屋さんで…

「男性が育児参加できるワーク・ライフ・バランス推進協議会」スタート

厚生労働省が8月30日に第一回の会合を開催するとのこと。男性が育児参加できるワーク・ライフ・バランス推進協議会の開催について(厚生労働省:2006/08/24) 趣旨 我が国においては、男女ともに育児・介護など家庭を大切にしながら充実した職業生活を営むこ…

JILPT最新発行誌2種:「日本労働研究雑誌(特集:成果主義を検証する)」と「ビジネス・レーバー・トレンド(特集 多様化する働き方―その意味と課題)」

「日本労働研究雑誌」(2006年9月号(No.554) 特集:成果主義を検証する) 特集部分と思われる目次を抜き出してみる。なかなか興味深い論文が多い。(リンク先に論文要約あり。) ■提言 ・個の尊重とマインドアップが成果主義の本領 楠田 丘(日本賃金研究セ…

「就職クラブ」はジョブカフェで既に実施済の「ジョブクラブ」のことかと

年長フリーター対策、就職クラブで目指せ正社員 厚労省(asahi.com:2006/08/24) 厚生労働省は25歳以上になっても定職についていない「年長フリーター」向けの新たな就職対策として、10人程度でひとつの班を作り、3カ月で正社員を目指す「就職クラブ」…

東京都の「若者しごとホットライン」、開設後1カ月に400件の相談

若者しごとホットラインに400件を超える相談(東京都:2006/08/18) 相談の対象者は、43%が30歳以上 相談者は、半数近くが保護者 相談者数は409人(平均17人/日) 開設から実質24日間で409人からのご相談がありました。 相談の傾向は・・…