キャリアカウンセラー公立高校200校に配置

スクールカウンセラーのキャリア版、というところだろうか。

公立高に「キャリア・カウンセラー」来年度200校(YOMIURI ON-LINE:2006/08/30)

 文部科学省は2007年度から、高校生の勤労意識を高めるため、企業経験を積んだ民間人を「キャリア・カウンセラー」として全国200の公立高校に配置する。

 就職後の早期離職やニート対策の一環で、関係経費約4億7000万円を07年度予算で要求した。

 カウンセラーが配置されるのは、全国の普通科を持つ公立高校の1割弱に相当する学校。実施状況を見て、08年度以降の増員や中学校への配置も検討する。

 カウンセラーは、企業の人事担当経験者や、育児・介護などで休職中の人材などを想定している。高校に週3日程度出勤し、将来の進路や職業に悩む生徒の相談に乗るほか、企業での就業体験など、生徒の職業意識を向上させる行事などを企画する。

記事にもあるが、進路指導教諭とどう連携していくかが鍵だろう。教員向けに企業社会はどんなものかを伝えることも重要で、そういう地固めを行った上で個別の相談対応となるような気がする。
文部省管轄のためかキャリアコンサルタント資格保有者という文字は見えないが、企業経験者なら誰でもいいというわけにはいかないだろう。厚生労働省からプッシュしてみてはどうか。
平成19年度概算要求の詳細がまだ文部科学省のサイトに出てないので、詳しくはそちらを見てから、ということになるが。