過去をただ活かすという視点ではなく、未来をつくるキャリアへ

未来を見据え、どこでも通用する技術を追え(@IT自分戦略研究所:2006/09/06)

「よく聞くアピールポイントは『○○と××の経験があります。この経験を生かし、全力で仕事をこなします』というパターンのものです。これでは『過去の貯金で与えられた仕事をやってくれるだけね』と思われてしまう。非常に『受け身』な印象を与えてしまって、かえって逆効果です。大切なのは、過去の自分の経験を生かして、自分がこれからどんな『新しい仕事をつくり上げられるか』ということ。創造していける力を持った人材、切り開いていける人材なのです」

というIT系の人材紹介会社のキャリアコンサルタントの言を裏づけるような、ヤフージャパンの鳥谷部有子さんの転職事例。
彼女がいつも心に留めている二つのことがあるという。

1つは、「ここでしか通用しない技術を極めるのではなく、未来を見据えて、どこでも通用する技術とはどんなものかを考えること」である。もう1つは、「先輩たちの背中を常に見つめて、常に学ぶ姿勢を失わないこと」