2006-01-01から1年間の記事一覧

臨床心理学専門家の面白いブログ

「ひろみの勉強部屋」さん経由で知った臨床心理学専門家のブログ二つをメモ。 専門家の皆様には既に「読んで当たり前」のブログかもしれず、「何を今さら」と言われるかもしれないが、現状臨床の専門家ではない私としては非常に新鮮だったもので。「久野能弘…

他人の時間を使う5つの方法

先々週発売の日経ビジネスアソシエ2006.12.19号の特集は「時間を創り出す3つの秘策」。この中の「HOW TO & TIPS編」にあった「他人の時間を使え!」という項が興味深かったのでメモ。1日24時間という条件はみな同じ。ではどうすればそれを広げられるか?とい…

江島さんの五原則はナレッジ・ワーカー全体に応用できそうな気がする

グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている(江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:2006/12/17) だから今ぼくがエンジニアにアドバイスできることがあるとすれば、こういうことだ。1)見込みのあるアイデアを大きなものから小さなものまで常に…

「濡れ落ち葉≒セルフサービスできない男」はいりません

「お茶淹れました〜」 妻ではありません、 夫が言うんです(NB Online:2006/12/21) 濡れ落ち葉≒セルフサービスできない男。ちょいと旧式の言葉だけど、こいつばかりは妻に疎まれます。妻に離婚されないとしても、濡れ落ち葉は惨めです。 自分で自分のとき…

「子供の頃からやってる受験戦争をいつまでも辞められない就職戦線」から抜け出すには

12月16日に開催されたRTCカンファレンス(体調不良でパネラー発表後途中退場したが)のパネラーで一番印象的だった岩瀬さんのブログ「ハーバード留学記 その後」。そこにあったエントリ「無駄な時間を過ごせ」で響いた言葉があったのでメモ。 最近になって、…

女性が長く勤め続けるには

朝日新聞「キャリアスタートQ&A」より。回答はワークス研究所の大久保氏。【キャリアスタートQ&A】長く勤め続けるコツを教えて(asahi.com:2006/12/15) 質問はこちら。 仕事を、長く続けていきたいのです。入社後、どういった工夫をすればよいでしょ…

eラーニングをeラーニングで学ぶ大学院

「eラーニング」専門家育成…熊本大大学院(YOMIURI ONLINE:2006/12/13) この大学院は「教授システム学専攻」。9人の専任スタッフを抱え、高度なeラーニングの実践者養成を目指す。教材を企画し、作成するなどの「インストラクショナル・デザイン」(I…

女性のキャリアアップを阻害する3要因

私はキャリアには「アップ」も「ダウン」もないと思ってるので、ここで言う「キャリアアップ」とは「キャリア開発」と読み替えてとらえたい。 ということで、日本IBMの菅原理事へのインタビューより。【特別寄稿】日本IBMの女性社員活用の取り組み(1)日本IBM…

各国若年層キャリア事情

JILPTのメルマガ「メールマガジン労働情報」で、海外労働情報特集としてこんなリンク集が載っていた。 ●テーマ別国際比較:若者のキャリア形成と就職/JILPT海外労働情報▽キャリアサービス機能が充実/英国 http://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/…

企業採用担当ブログで働く先輩の「生の声」を聞こう

CNETの記事「企業と学生をつなぐ新卒採用ブログポータルサイト「れせぶろ!」がオープン」へのトラックバックを見たら、関西学院大学の柿原先生発見。『学生をエンパワーするブログの可能性:れせぶろ!』(kakihara.org:2006/12/14)そうか社長さんは関学…

金融業界は相変わらず男尊女卑?

読売新聞サイトの記事より。衝撃…研修の場で見た、男女差(YOMIURI ON-LINE:2006/12/01) 先日、ある金融機関の研修を企画し講師を務めた。 対象は20代後半から30代にかけての中堅社員の男女で内容はコミュニケーションの訓練。グループワークを中心に…

社会人になるに当たって身につけておくべきことは、生活の自立

おなじみ朝日新聞のキャリアスタートQ&A、小島貴子さんの回答より。【キャリアスタートQ&A】社会人に必要なことを教えて(asahi.com:2006/12/05) 質問はこちら。 社会人になるに当たって身につけておくべきことには、どんなものがあるのでしょうか。大…

上司は、あなたの会社での生活を支えるためにいるのではありません

愛読している読売新聞のしごとQ&A。今回も古川さんが的確で気持ちいい回答をされている。上司に転職……悩んでいます(YOMIURI ONLINE:2006/12/01)今回の質問はこちら。 転職し、今の会社に入って2年がたちました。仕事は面白いのですが、上司とうまくい…

アサーティブネスを支えるのは自己信頼感

日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング。2006.12.19号が最終回となる。ここまでやってきたのは「率直に頼む」「『ノー』と言って断る」「批判に対処する」「相手に真っすぐ向き合う」の4つの状況におけるアサーティブなコミュニケーション方…

「定時帰宅、いい給料…」そんな条件で転職なんて職業人として自覚不足もいいところ

いつも質問者の耳に痛い苦言を含めて回答してくれるキャリアコンサルタントの古川晶子さん、今回はいつにもましてビシッと言ってくた。すばらしい。「定時帰宅、いい給料…」うまくいかぬ、友の転職(YOMIURI ONLINE:2006/11/24) 質問はこちら。 友人のこと…

上司とは戦略を持ってつきあおう

朝日新聞連載「Let's 仕事のかたち」のリクルートワークス研究所大久保所長回答のしごと相談より。【キャリアスタートQ&A】上司と部下との板挟みがつらい(asahi.com:2006/11/15) 安全より利益を優先する上司と、工場で働く部下との板挟みになっており…

対決から解決へ〜相手に真っ直ぐ向き合う

日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング第11回(2006.12.05号掲載)「いざ対決、そして解決へ 予告と基本ステップの整理がカギ」より。前回は怒りの扱いについてボキャブラリーを増やして表現し、その奥にひそむ感情を整理する、というやり方…

まず「自殺」防止を最優先に

いじめ報道が過熱し続ける今日この頃、マスコミ各社はこのコラムをよーく熟読してほしい。【正論】和田秀樹 いじめ自殺防止に最重点を置け(iza!:2006/11/02) 欧米では連鎖自殺を防ぐため報道ガイドラインが設けられているが、日本も見習うべきであろう。 …

正しく怒りを伝えるには「ムカツク」のひと言で済ませない

おなじみ日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング。2006.11.21号は「自分も相手も傷つけないで怒る方法〜語彙を増やし気持ちを言語化」として、怒りの感情の取り扱い方について書かれている。怒りの扱いは難しい。そんな「怒りを飲み込むので…

アルコールに支配されないために

アルコール:「断酒」以外に治療法ナシ シリーズ依存症<第1回>(NB Online:2006/10/31) アルコール依存症は他人事、と思っている方は多いだろうが、患者数は「現在二百数十万人。初期症状のある予備軍は1000万人を超えると見られている。 」どういう人た…

そのUターン就職、なぜ地元?

【キャリアスタートQ&A】Uターン就職について教えて(asahi.com:2006/10/25) 地元の長野県で就職したいという女子学生の質問への小島貴子さんの回答。 頭を整理するには、(1)地元に戻りたい理由(2)東京でしか得られないこと(3)長野でしか得ら…

専業主婦から再就職へのはじめの一歩

ずっと専業主婦、再就職に不安(YOMIURI ON-LINE:2006/10/20) 古川晶子さんの回答はいつもあたたかい受容から始まって、話が進むとけっこう厳しい部分をついてくるところが好きだ。この回答も、「子育てに専念なさってこられたこれまで、おつかれさまでし…

ブログをググられて困る学生さんたちはパブリックに言っていいことと悪いことの区別がつかない人と見られても仕方ない

ブログが就職の「落とし穴」? ググられる学生たち (1/2)(ITmedia News:2006/10/25) 何を今さら、というのが正直なところ。 就職にあたり興信所を使われていたとまことしやかに言われていた時代のことを考えれば、オープンネットワークの場に自ら種をまく…

エンジニア2.0が持つべき心得・自分の仕事を自分で定義しよう

堀内さんのコラムより。 自分戦略を考えるヒント(34)これからのITエンジニア像を考える(@IT自分戦略研究所: 2006/10/27) 「マインドの時代」を見据えた、エンジニアの心得として、以下四点を挙げている。(1)他者に振り回されない 数年で廃(すた)れ…

その批判は正当?不当?批判の種類を判断しよう

日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング。2006.10.17号の内容を飛ばしてしまっていたので順序が逆になってしまったがここで取り上げる。 連載はここからが「応用編」となって、より難しい状況に取り組む。それが「批判に対処する」だ。まず批…

嗜癖システムの中では誰もが他者をコントロールしようとする

ハマリぐせに効く『嗜癖する社会』(NB Online:2006/10/25) アディクション、つまり「嗜癖」について書かれた本のレビュー。 「嗜癖」というのは聞きなれない言葉だが、意味としてはこう。 ある習慣への病的な執着状態を、専門用語で「嗜癖(アディクショ…

ジョブカフェ事業の成功事例紹介「ジョブカフェスタイル−若者就職支援白書−」

ジョブカフェって経済産業省の事業だったんだっけ?というのはともかく。 「ジョブカフェスタイル−若者就職支援白書−」の発表について(経済産業省:2006/10/25) カウンセリングでのきめ細かな対応などは、企業でも参考になりそう。(予約なしの飛び込みカ…

名前は微妙だが中身は真剣「オールニートニッポン」

ニート向けネットラジオ「オールニートニッポン」放送へ(asahi.com:2006/10/26) ニートなどの若者を応援するインターネットラジオ「オールニートニッポン」が27日夜から始まる。ニートや引きこもりの就業問題に取り組むNPO「コトバノアトリエ」が、…

ドラマ「14才の母」の持つ危険性

同じく毎日新聞サイト掲載、北村医師執筆コラム「14才の母」より。 中学2年生の未希ちゃんが15歳の恋人との間で妊娠してしまうという衝撃的なドラマ。このような作品の影響力の大きさは計りしれません。たった一度であっても、セックスが行われれば妊娠…

秋田連続児童殺傷事件の背景のもうひとつの見方

毎日新聞サイト掲載の精神科医・斎藤学氏のコラムより。 殺す母と悩む母(Mainichi interactive:2006/10/05) この事件の場合、警察が事故と判断した娘の死に関して容疑者が「人手が絡んでいる」と言いはってビラまきまでしたり、マスコミの取材を受け続けた…