自分の気持ちを適切に伝えようとするときのボディーランゲージ

日経ビジネスアソシエ連載のアサーティブ・トレーニング。第7回はボディーランゲージについて。
言葉だけではうまく伝わらないことを伝え、言葉の伝達を阻害する要因をなくすためにもボディーランゲージは大切だ。
本誌掲載の記事から抜粋してみると。

  • 姿勢・・・うつむいたり、体を揺らしたりせず、なるべくリラックスして、真っ直ぐ立つか、背筋を伸ばして座るようにする。
  • 相手との距離・・・近すぎず遠すぎず。自分が話しやすい位置で。思いを真剣に受けとめてもらうには、相手と真正面から向き合うのが効果的。
  • 目線の高さ・・・見上げるのでもなく見下ろすのでもなく、目の高さを合わせて真っ直ぐ相手を見つめると、対等な関係性を築きやすい。
  • 口とあご・・・隠している感情が出やすい。断るときに微笑んでしまうと相手に真剣さが伝わらないし、あごが出ていれば攻撃的なサインを送ってしまう。
  • 声・・・大きさや高さ、話す速さが話の内容に合ったものにする。落ち着いた口調でゆっくりと、語尾まではっきりと話す。

そしてカタチを決めるのは気持ち。「誠実さや真剣さが自然にボディーランゲージに表れ、言葉と一体になって初めて相手に伝わるということを忘れないでください」と森田講師。