500職種を紹介するデータベース「キャリアマトリックス」

9月4日にサービスインしていたJILPT(労働政策研究・研修機構)の「キャリア・マトリックス」がNIKKEI.NETで紹介されていた。
若者の仕事選び、ネットで支援・500職種紹介データベース(NIKKEI.NET:2006/09/10)

 どんな職業が自分にふさわしいのかよく分からない――。こんな若者に職業選択のための情報をインターネットで無料提供する事業を独立行政法人労働政策研究・研修機構が始めた。

 看護師や客室乗務員など500職種の仕事内容や給与、求められる能力などを紹介し、定職を見つけやすくしてフリーター・ニート化を防ぐ。

とあるが、特に若者向けというものではなく、汎用的に職業データベースとして使えるものだと思う。「若者向け」ということで予算をゲットしたのかもしれないが。

それぞれの職種について

  • どんな職業か
  • 就くには
  • 労働条件の特徴(就業者数、平均賃金、平均年齢)
  • 職業プロフィール(興味、ワークスタイル、職業スキル、知識、仕事環境)

ということが書いてある。
「職業プロフィール」の「興味」はホランドの6象限、「ワークスタイル」はぱっと見キャリアアンカーっぽく見えるが、オリジナルか。
わかりやすくまとめてあり、そこそこ使えそうに見える。
ハローワークサイトのトップにもリンクがあるので、そういったところで職種について概要を調べるのにもいいかもしれない。

まだざっくりとしか見てないので、職業情報提供サイトとしてすみずみまで調べていきたい。

9/19追記:
朝日新聞でようやく記事に。
ネットに「職の百科事典」 504職業の適性・賃金公開asahi.com:2006/09/16)