eラーニングをeラーニングで学ぶ大学院

「eラーニング」専門家育成…熊本大大学院YOMIURI ONLINE:2006/12/13)

 この大学院は「教授システム学専攻」。9人の専任スタッフを抱え、高度なeラーニングの実践者養成を目指す。教材を企画し、作成するなどの「インストラクショナル・デザイン」(ID)の事例研究、ネット時代に重要性が増す「知的財産権」のほか、IT技術、マネジメントなどを履修する。青山学院大などではeラーニング講座を持つが、大学院で、しかもeラーニングで行うのは同大が全国初だ。

 定員10人に37人が応募、最終的に15人が入学を認められた。全員が社会人で、年齢は30代後半〜40代前半が大半。過半数は首都圏からの受講で、地元・熊本は1人だった。大学職員のほか、IT企業、教育ビジネス関係者が目立ったが、金融、商社などからの受講者もいた。

これが進めば学びに地域の壁を取り払えそう。期待。