「濡れ落ち葉≒セルフサービスできない男」はいりません

「お茶淹れました〜」 妻ではありません、 夫が言うんです(NB Online:2006/12/21)

 濡れ落ち葉≒セルフサービスできない男。ちょいと旧式の言葉だけど、こいつばかりは妻に疎まれます。妻に離婚されないとしても、濡れ落ち葉は惨めです。

 自分で自分のときを過ごせない。独りじゃ自分を保てない。だもんだから、何かと妻の自由と行動を制約して自分の傍らに縛りつけようとする。本人にしてみれば妻をコントロールしてるつもりなのでしょう。けど、妻本人からはもちろんのこと、周囲の誰からみても明らかです。この種のオヤジは、独りじゃ立ってられないほど情けなくなっちゃうものだから妻に甘ったれる半人前男です。

お茶入れに限らず、さまざまな瑣末な家事には実はそれなりの手順と使う道具がある。それをまったく知らずに何十年も他人にやってもらって当たり前、で過ごしていては、感性が鈍ってあたりまえ。「湯呑みや急須や茶葉がどこにあるか分からない」って、実はとても恥ずかしいことだと認識していただきたい。