他人の時間を使う5つの方法

先々週発売の日経ビジネスアソシエ2006.12.19号の特集は「時間を創り出す3つの秘策」。この中の「HOW TO & TIPS編」にあった「他人の時間を使え!」という項が興味深かったのでメモ。

1日24時間という条件はみな同じ。ではどうすればそれを広げられるか?ということで、「他人の時間を使う」つまり「頼み上手になる」ことを提唱している。
その「末端社員でも『他人時間』使える」手法を抜粋してみると。

  1. 電話は折り返しを待たず自分からかける

−時間の主導権を握れば、待ち時間や仕事の中断を防げる。

  1. 商談や訪問の日程を決める際、自分の希望をまずぶつけてみる

−主導権を握れば同じエリアを効率よく回れる

  1. こまめに上司に「ホウ・レン・ソウ」

−上司に報告し指示を仰げば、大幅直しなどで自分時間を削らずに済む

  1. 上司に取引先への動向を依頼して成約を勝ち取る

−上司の地位と時間を利用して成果を上げる

  1. 「5W2H」が不明な仕事依頼は一度突き返して話を整理してもらう

−いつ、どこで、誰が、何を、何のために、いくらで、どうやって・・・
そして頼んだあとは「しっかり労をねぎらい、頼まれればよ喜んで引き受けるギブ・アンド・テークの姿勢が必要なことは言うまでもない」。
また、頼むときは期日に余裕がある時にする。つまり「初動を速くする」のも重要、とのこと。たしかに期限が迫ったことは他人には頼みにくいものだ。まれに平気で頼む人もいるが、そういう人は「またか」と疎まれる結果を生みやすい。何事も「お互いさま」だ。