2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

少子化対策には2つの“神話”の見直しが必要

読売の少子化解説記事。【解説】止まらない少子化(YOMIURI ON-LINE:2006/06/08)本文は先日ご紹介した報告書のサマリー。エントリのタイトルは樋口美雄・慶応大教授のコメントから。 日本には「女性が多く働くほど出生率が下がる」「女性が活躍するとコス…

自己愛性パーソナリティ障害は単なる「自己中」とは違うもの

@IT自分戦略研究所の記事「暴走人間からわが身を守ろう」を読んで。 暴走する上司から自分を守らないといけない、という記事の主旨は理解できるのだが、 該当記事のコラムによれば、自己中心的で周囲を悩ませるタイプは専門的には自己愛性人格障害と分類さ…

気持ちを切り替えて「行動」する30の方法

今日はアソシエ最新号をとことんネタにさせていただこう。 特集「スピード仕事術」内の記事「仕事から逃げたくなった時に効く!気持ちを切り替える30の方法」より。 答える人はアクセス・ビジネス・コンサルティング社の八幡紕芦史代表。見ているとけっこう…

アメリカの高出生率を実現しているのは「核家族イデオロギー」と「働き方」

タイトルは、最近の少子化に関するブログ記事で、まずこれを読み出生率向上は米国にも学んだら(極東ブログ:2006/06/04)次にこれを読んでアメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率(Tech Mom from Silicon Valley:2006/06/05)思い出した5月2…

男性の家庭責任分担が国全体の高い生産性を生む

日経ビジネスアソシエ2006.06.20号掲載のパク・ジョアン・スックチャさんのコラム「女性管理職が多い国では男性の家庭参加度合いも高い」より。 日本では男性が長時間労働をしているため家庭責任を果たせない。そのため、女性に多大な家事育児負荷がかかり、…

キャリア・コンサルタントの資質確保についての研究会報告

新しい社会的インフラストラクチャーとしてのキャリア・コンサルティング実施体制整備のために〜キャリア・コンサルティング研究会報告まとまる〜(中央職業能力開発協会:2006/05/31)大きく三つの報告書からなる模様。1. キャリア・コンサルティング実施…

厚労省の平成17年度人口動態統計

週末世間を騒がせたこれら↓のニュースのネタ元統計資料。昨年の出生率1.25 過去最低(asahi.com:2006/06/01)出生数も過去最低 将来人口推計に影響も(asahi.com:2006/06/02) 平成17年人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省:2006/06/01…

「産むならやめる、続けるなら産まない」の二択をせまられる女性たち

労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書 No.64」より。『仕事と生活の両立』―育児・介護を中心に―(2006/05/30)コーホート(同じ生まれなどの世代、年代の固まり)ごとの比較で見ていて興味深いところが多かった。 サマリーと本文がアップされている…

「脱ニート、ブログ一役」の山形大助教授の本

昨年10月30日に朝日新聞に掲載された掲記タイトルの記事で登場している山形大加納助教授が、同じテーマで本を執筆されていた(記事はasahi.comでは既にリンク切れ。こちらのブログ記事に引用あり)。 忘れないようにメモ。題名は「サイレント・レボリューシ…

「付き合いにくい人」「困った人」とは相手と自分の境界線をしっかり引いて距離を置こう

ITエンジニアにも重要な心の健康 第27回 全員に認めてもらえなくてもいい(@IT自分戦略研究所:2006/06/02)冒頭こんな文章で始まるこの記事。 もしも職場にこんな人がいたら、あなたはどうしますか。 * 自分にできることは他人にもできると思い込み、自分…

「質問するのがコーチングでしょ」の大間違い

とってもありがちなのでご紹介。 @IT自分戦略研究所の記事「SEのコミュニケーション力、アップ宣言!」より。 ここで、私の失敗談を紹介しましょう。私はコミュニケーションのコツを、いまはやりのコーチングに求めました。 コーチングを学ぶと、最初にでて…

ニート・フリーターは一時期の生き方の呼称。卑下されるいわれはない。

ソフトブレーン社長の宋文洲さんの連載コラム「傍目八目--あなたが気づかない、おかしく、そして素晴らしい日本」より。少し前の記事だが、一昨日紹介した読売の記事を読んで思い出したので掲載。ニート、フリーター、そして女性(NB online:2006/05/11) …