キャリア・コンサルタントの資質確保についての研究会報告
新しい社会的インフラストラクチャーとしてのキャリア・コンサルティング実施体制整備のために〜キャリア・コンサルティング研究会報告まとまる〜(中央職業能力開発協会:2006/05/31)
大きく三つの報告書からなる模様。
1. キャリア・コンサルティング実施のために必要な能力体系の見直し等に係る調査研究
<報告書概要、本文(PDFファイル)>
2.キャリア・コンサルタントの資質確保体制の整備に係る調査研究
<概要、本文(PDFファイル)>
3.キャリア・コンサルティング導入・展開事例に係る調査研究
<概要、本文(PDFファイル)>
個人的に深く興味があるのは2.のところ。
中央職業能力開発協会のサイトではこのように概要を紹介していた。
キャリア・コンサルタントの資質向上を支援するため、平成16年度に、(1)実務研修(インターンシップ)を通して実践経験を積むとともに、(2)上級者から適切な助言や指導(スーパービジョン)を受けながら、(3)不足している知識・スキル等を研修等で学ぶ、という枠組みを提示しているところです。
今回の研究では、このうちスーパービジョンについては、早急に確立すべき課題であるとの認識のもと、試行的に実施し、今後のインターンシップとスーパービジョンを組み合わせた資質確保体制の構築に向け検討を深めました。
【キャリア・コンサルタントの資質確保体制の整備に係る作業部会(座長:石崎 一記 東京成徳大学人文学部教授)】
座長さんが東京成徳大学ということは国分先生のお弟子さんかな、なんてことはともかく。
個人的な経験からは、特に「定年後の手に職」的な発想で資格を取得された方々(多くは役職経験者のおじさま方)にビシッと指導をしていただきたいところだ。ロールプレイングをやってても、最後まで話を聞かない、決めつける、説教する、すぐに解決策を指導する、ちゃんと聞いてほしいと言うと逆ギレする等々で、こんな人のキャリアカウンセリングなんか受けたくないと思ってしまうことが多々あったもので。もちろんこれは自戒も込めて。