キャリパーが分析する「女性リーダーの共通特性」

NB Online記事。
成功する女性リーダーの条件(前編)
成功する女性リーダーの条件(後編)
前編はキャリパーの会社紹介と調査の概要。結果は後編に載っている。

キャリパープロファイルは、一言で言うとその人をつき動かす「内的動機」が何かを調べるもの。

「プロファイリングは、独自のアンケートとインタビューによって人の行動の核になる内的動機を測定して、適性や潜在能力を抽出します」と野澤さん。内的動機とは「分かりやすくいうと、自分が喜んで思わずやってしまうこと、やって楽しいと感じることを言います」。その人の行動が、どんな動機や欲求からくるのかを分析することで、営業職、技術職など様々な業種の適職診断に応用できる。「内的動機をすんなり発揮できる仕事をしていれば、判断や行動スピードも早くなります。こうして企業で適材適所を実現すれば、組織全体で100〜130%の成果を引き出すこともできると考えています」

まあ実際の組織はそう単純なものではないだろうが、自分の内的動機が何かを知っているのは心強いことだ。
調査対象は「上場企業のシニアエグゼクティブで、かつ現在活躍している方」としたそうだが、とにかくサンプルが少なくて苦労したとのこと。そうだろうなあ。
結果の詳細はリンク先を参照いただきたいが、興味深かったのが他国との比較。

「例えば、日本の女性リーダーと米国・英国の女性リーダーを比べると、日本の女性は『復元力』『社交性』が強いことがわかります」。日本と中国を比較した場合も、日本女性リーダーの方が「社交性」「感謝欲」などが強いという結果が出た。コミュニケーション能力に関しては、日本の女性リーダーはかなり高い数値を出していることになる。

高いコミュニケーション能力が要求されてきた、ということか。