うつ病復職チェックシート

朝日新聞東京本社版生活面3月3日掲載記事。
うつ病から社員が復職・・・時期のめやすは?チェックシートで不安解消」

うつ病で休職していた社員にいつ復職してもらえばいいのか−−−。そんな企業の声にこたえるため、NTT東日本関東病院の秋山剛・精神神経科部長が復職時期を適切に評価するためのチェックシート(紙面に写真あり)をつくり、セミナーなどを通して普及を図っている。職場のうつが増える一方、対策が追いつかない企業が多いことも背景にある。
チェックシートは「通常出勤する場合の起床時間より、2時間以上遅く起きる頻度」や「食生活のリズムがどれほど乱れているか」などの基本的な生活状況のほか、「上司や医療関係者らとの交流状況」など約20項目ある。
それぞれについて4段階で評価し、一定の基準に達していれば、復職可能と判断する目安になるという。
企業側が主治医にこのシートを渡して記入してもらったり、産業医が職員にこのシートをもとに直接聞き取りしたりして使う。

以前NTT東日本関東病院の復職支援プログラムについて「[mental]復職の判断基準」という記事で紹介したこともあったが、シートでチェックできるのは多くの人が利用できて有効だと感じた。