2009年2月2日/修士論文口述試験無事終了

22日に提出した修士論文についての口述試験が土曜日にあり、修正の条件付きではありますが無事合格という結果通知を受けました。

うちの口述試験はコース内だけでおこなわれるもので、先生と学生1年生2年生を前に7分で論文について発表、5分質疑という進め方です。
副査の先生が二人いて、その先生方が事前に論文を読んだ上で質問してきます。とにかく時間厳守と質疑でうろたえず答えるのがポイントのよう。

私の出番は予定では16:58から。名簿順なのであとのほうで、ちょっと落ち着かないまま仲間の発表を聞いたり自分の発表のおさらいをしたり。お約束で時間が延びて、実際の発表は17:35くらいだったと思います。

発表は最後のスライドの真ん中くらいで7分の2鈴が鳴ってしまいましたが、10秒くらいで最後のひとことを入れて、あとは質疑に。

テーマは「企業内ソーシャルネットワーキングサービスと組織内集団間バイアスの関連性について」なのですが、質疑では

  • 「着眼点がおもしろい」
  • 「内集団というもののとらえ方は回答者によって違ってくるのではないか」
  • 「他のSNSの利用者で同じ調査をしたら結果は違ってくるものなのか」
  • 「社内でやると、組織外の人は外集団であり、でも社内という意味で内集団でもあり、そういう入れ子のような構造になるのではないか」

などの質問や指摘をいただき、可能な限り答えたつもりです。

打ち上げの飲み会をしながら先生方の判定会議の終了を待ちましたが、これが長かったこと。
6時半に判定会議は始まったはずなんですが8時半を過ぎても先生方が来ない。9時前にやっといらして、「修正の条件付きですが全員合格です」と言っていただいた時は同期一同「やったー!」「ばんざーい!」でした。いやあうれしかった。

会議での指摘点や修正の指示は週明けに先生から来るので、それに従って2月中に修正・提出することになります。

まだ修正はありますが、とにかくまずは一区切りついて晴々とした気分です。ああよかった。

なんてのんびりした気分で一夜明けて去年の先輩とのMLを見てみたら、コース代表の先生がこんなことを書いてました。

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 「小修正(主査対応・再審査)」か「大修正(主査・副査対応・
 再審査)」に決定いたしました。「否」はいません。
 各自の審査結果は指導教員にご確認下さい
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 「否」はいないということは、「合」であったということを
 意味するものではありません。

 修正が加わった論文をもう一度見直した上で、
 小修正の場合は、「主査」が、
 大修正の場合は、「主査と副査」が、もう一度、「審査をする」と
 いうことを意味しています。

 ですから、気を抜かずに、修正を行い、
 主査、及び、必要に応じて、副査の先生に提出をするように
 してください。

くれぐれも、主査・副査の先生からOKがでるまで、
 気を抜かないようにお願いします。

                                  • -

・・・というわけで気を抜かずに修正がんばります。

皆様、多大なご協力と応援、本当にありがとうございました。
まだ最終決定ではありませんが修了の目処が立ちました。これも本当に皆様のお蔭です。
学会発表(10月の日本社会心理学会にエントリ予定)したら論文も公にできると思いますので、その時はまたご案内させていただきます。結果通知を希望された方には、2月中を目処に概要をお送りします。