怒りにふりまわされないために〜メカニズムからコントロール方法までわかる「怒りの心理学」

指導教官であるY川先生編著でいつのまにか新刊が出版されていた。題名は「怒りの心理学―怒りとうまくつきあうための理論と方法」。
有斐閣さんのブログ「有斐閣書籍編集第2部」にある紹介文によると、こんな内容らしい。

怒り感情をそのメカニズムから解説し,日常に生かせる感情コントロールの方法や,実務家が用いる主要な技法をコンパクトに紹介。国内外の怒りの心理の実証的研究知見を体系的にまとめた日本初の書

これはとても面白そう。早く読みたいのだが、著者割引で分けてもらえるとのことなので来月まで待つことに。

掲記ブログにある目次は下記の通り。

第1部 怒りのメカニズム
 第1章 怒りの理論──怒りとは何か
 第2章 怒りの認知──怒りはどんなときに生じるのか
 第3章 怒りの表出──怒りはどのように表に出されるのか
 第4章 怒りの鎮静化──怒りはどのように和らぐのか
 第5章 怒りの健康への影響──怒りは健康を害するのか
第2部 怒りのコントロール
 第6章 怒りのコントロール──怒りとうまくつきあう
 第7章 リラクセーション──からだを落ち着かせる
 第8章 ストレス免疫訓練──自分に言い聞かせる
 第9章 スキルトレーニング──コミュニケーションスキルを身につける
 第10章 筆記開示法──文字にして書く

個人的には「筆記開示法」のところが特に興味深く感じる。どのようなメソッドで「書く」ことがより効果を上げるのだろう。

怒りの心理学―怒りとうまくつきあうための理論と方法

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筆記療法: トラウマやストレスの筆記による心身健康の増進

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バイオレンス―攻撃と怒りの臨床社会心理学

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