研究倫理審査申請書を無事提出
昨日までの提出期限だった、大学院の「研究倫理審査申請書」、無事提出できた。
これが通らないと研究そのものができないので、最初の大きなハードルだったが、提出できればあとはよほどのことがない限り落とされない、つまり落とされないようなちゃんとした申請書を作るために、ここ2〜3週間先生方の添削を何度も受けながらがんばってきたつもり。
最近は人権への配慮などより厳密にされるようになってきて、これまで主に医療分野くらいだった(らしい)研究倫理審査が心理学の分野でも実施されるようになってきているという。
ポイントは、研究のための調査の手続きや質問の内容などがきちんと人権に配慮されているか、回答の自由は担保されているか、協力者の選定にあたり協力施設から承諾は得ているか、問い合わせ先は明確になっているか等々だが、筑波も3年前からの導入なので、まだ手さぐりの様子もあり、過去の先輩のものをテンプレ化して使えるようにはなっていない。だから手間がかかったわけで。
とは言えこれはまだまだ研究準備のうちのひとつでしかない。実施に向けてまたまだやることはたくさんある。限られた時間の中、ひとつひとつクリアしていかないと。
事例に学ぶ心理学者のための研究倫理
posted with amazlet at 08.07.14