週末は修論構想発表会

連休明けの土曜が修論構想発表会のため、連休中も何だかんだと資料(詳録と説明用パワーポイントデータ)づくり。と言っても自宅ではなかなか集中がしきれなかったり、うまく目的の論文が見つけられなかったりして進み具合はいまひとつどころか、ふたつみっつ。

そんな時間を過ごしていたら、女教師ブログさんの「つまらない卒論(修論)の書き方」というタイムリー(?)なエントリーを発見。

以上を簡潔にまとめよう。卒論をつまらなくするには次の点を押さえれば良い。

* 方法論ありきで進める
* 先行研究における課題(先行研究の限界の部分)を考慮しない
* 自分のなかのこだわり(感情、劣等感、問題意識)から「問い」を生み出すのではなく、思いつきでテキトーに決める

うはあ、何とも耳の痛い指摘。
このあたり確かにつっこまれそうな予感。特に「で、あなたは何をしたいの?」ってあたり。
ちなみにつまらない論文の「良い手本」はここにあるそうだ。

学会誌ではなくてあくまで「大学紀要」である。というのも学会誌にのるような論文は、必ず審査されているので普通は「つまらない」論文は載らない(とされている)。一方、大学紀要論文には査読がないことが多いので「つまらない」論文の目白押しである。私も何度床にたたきつけたことか!

そう言えば去年のY川先生の授業で「大学紀要は審査がないので使う時は気をつけて」というようなことを言われたような。

「問いがショボい」「つまらない論文」にならないようにがんばらねば。

心理学論文の書き方

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