キャリアコンサルティング協議会が「技能検定化(国家資格化)」についてアンケート実施中

ちなみにこのアンケートはキャリア・コンサルタント有資格者対象。
キャリア・コンサルティング技能検定化(国家資格化)に関わる特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会による緊急アンケートにご協力ください

◆ このたび(平成19年11月16日)厚生労働省は『キャリア・コンサルタント制度のあり方に関する検討会・報告書』を発表し、(http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/11/h1116-2.html)各方面での自立的キャリア形成支援が国策として重要であることと、それを担うキャリア・コンサルタントの能力を公証する必要性を示唆しています。それは「キャリア・コンサルティング技能検定」という形で国家資格化が考えられることを示しております。
◆ このことにつきまして、特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会は、その社会的な意義から技能検定実施の指定機関を目指すことになり、技能検定の規模などに関する基礎データを収集し、具体的な設計に資する目的で、全国のキャリア・コンサルタントにアンケートをとらせていただくこととなりました。(無記名、個人情報は取りません)つきまして、下記によりWebアンケートにご協力くださいますようお願いいたします。

そんなわけで、平成20年1月11日(金)〜3月3日(月)13:00頃までWebアンケートを実施中とのこと。

回答ボタンの下にある「回答前に必ずお読みください」の内容が興味深かったので、転記。

  • 技能検定とは、国が経験の評価を公証するものです。国家資格になりますが、医師や弁護士とは異なり、その資格を保有していないとやってはいけないという規制はありません。
  • 現在、民間資格として「厚生労働省指定試験機関制度に関わる指定試験機関」が受検料の給付金制度対象となっていますが(標準レベルと呼んでいます)、技能検定との関連については決定していることはありません。
  • また、技能検定は熟練度合いを評価する目的からして、標準レベルの方が数年経験して到達できるレベルを想定するものであろうと考えられます。したがって現行レベル資格の位置づけが変わることは現実的でなく、規則上、直接技能検定に挑戦することもできますが、標準レベル相当の知識とスキルを履修していないと極めて難しいものになると推測されます。
  • 技能検定制度についての詳細は決定していませんが、基本的に現有資格の有無に関係なく経験年数に応じて 1級、2級の2種類が設定されるものと思われます。
  • 技能検定の受験資格や試験方法などについて、現在お答えできるものはございませんので、ご了承下さい。

つまりこのあたりが、今現在「技能検定」について言えることなのだろうと推測。