社会人大学院への道(2) 放送大学の活用

大学院受験にあたり、心理学の勉強で予備校の講義とプリント、参考図書の自習に公開模試と並行して使ったのが放送大学。なにせテキスト代以外は無料で、それなりの内容の講義が受けられるのだから活用しない手はない。

実際は4月第一週から講義が始まっているが、夏や冬の集中放送授業期間に再放送してくれるものもあるので、途中からでもいいから試聴してみることをお薦めしたい。
ノートは聞きながらPCでメモを取り、あとでプリントアウトしてファイルした。

ちなみに私が使ったのは下記の科目。もちろん全部を試聴できたわけではなく、部分的に活用したものもある。

・心理臨床の世界(今年は開講なし)

臨床心理学概説
テキストもよくまとまっていてわかりやすい。心理学出身でない方は必読かも。

カウンセリング概説
カウンセリング全般についてまとめて学べて便利。

人格心理学
パーソナリティ理論(ビッグファイブなど)について詳しく知ることができた。

心の健康と病理
力動派を体系的にとらえるのに役立った。

認知心理学概論
今ホットな認知心理の世界の一端をかいま見ることができる。

発達障害児の心と行動
自閉症、AD/HD、LDの部分のみ試聴。

臨床心理学研究法特論
さまざまな研究法を知るのに便利。

認知行動科学
行動系はこちらで体系的に学ぶ。TV番組なので実験を視覚的にとらえられて助かった。