クリップ:正しい成果のアピール

仕事の“やり損”を回避せよ!世渡り上手な自己PR術(TECH総研)

「一生懸命やってるはずなのに……」「誰よりも業務をこなしてるんだけど……」仕事内容がなかなか報酬にそれが反映されず、意外と多くのエンジニアが「評価されていない」と感じている。

という悩みと対策についてアンケートを取った結果が紹介されていて、その具体的アピール方法はそれなりに面白く読めるが、一番ぐっと来たのは識者のコメントだった。特に太字部分。

「給与」の額面だけで自分の評価に不満をもたないことです。営業マンであれば売上や利益目標を達成することを目標とし、エンジニアであれば自分が関係しているプロジェクトを確実に遂行させることを目標として日々活動し、最終的に自分の部署および会社全体に貢献するように努めることです。PRすべきことは自分が何をしたかではなく、それが部署や会社にどんな貢献をしているかを分かってもらうように報告や説明などを駆使することです。

ここを勘違いして「認めてもらえない」「不当な評価」という不満を持つ人がけっこう多いのではないだろうか。
そしてここも重要。

日々の業務の評価に気を奪われるのではなく、もっと長期的な視点で、将来自分がどんなことをしたいのかを意識してほしいということです。将来やりたい、あるいはなりたい目標が明確になっていれば、現在の業務がどのように役立つのか、ほかにどんな経験が必要なのかなど、これから取り組むべき仕事や経験が見えてきて、行動がより具体的なものに変わってくるでしょう。

今やっていることが自分の「これから」にどう役立つのかという「意味づけ」ができる人は、キャリアを具体化していくことが上手だということはいろんなところで言われている。今足りないことに目を向けるのでなく、これからどのくらい足りさせることができるのか。プロアクティブなキャリアを目指す皆さんは日々の業務にうまく「意味づけ」を行ってほしい。