新人としてどう「振るまう」か

忙しそうな先輩たちを尻目に早く帰るのは気が引ける。でも会社はダラダラ残るなと言う。自分は一体どうしたら?という新人さんの質問への、おなじみ小島貴子さんの回答。
新人社員のふるまい方はasahi.com 【キャリアスタートQ&A】:2006/07/26)

(1)まず、自分ができることを必死で探す。

 (2)見つからなかったら先輩に、できることがないかどうかを聴く。「何かないですか」ではなく「私が今、できることはないですか」という尋ね方の方がいいですね。

 「ない」と言われたら、

 (3)1日の仕事を振り返って《明日は、今日と同じ間違いをしない。明日は、今日と同じ質問をしない。明日は、今日とは違う仕事を覚える》この3点を確認してから帰宅し、翌日、気持ちよく出社することを心がける。

 新人の時しか聴けないこともあります。わからないことはそのままにせず、先輩の手が空いた時を見計らって質問して下さい。答えをもらったら「わかりました!」と、きちっと反応することが大切。「また教えたいな」と思ってもらえるようにね。

(3)の「明日は今日より少し進歩した仕事をする」という考え方は、地に足がついていて非常に共感できる。一足飛びにかっこいい成果を求めようと焦る人が多いが、現実はそんなに簡単なものではないのだから。
新人さんが来た職場の皆さんにも、ぜひこういうアドバイスをしていただければ。