目の前にいる自分自身をみてほしい子どもたち
asahi.com「あの人とこんな話」より。代々木高等学校 学校長 一色真司さんへのインタビュー記事。
子供も親も、当事者はなぜ学校が嫌なのか、生きていく意欲さえなくなるような状態になってしまうのか分からない。ただただ苦しいし、そしてやり直したいと願っている。私も試行錯誤する中で分かったことがあります。
親は子供が可愛いばかりに、自分で考えた将来像で頭でっかちになる。子供のためといいながら、いま目の前にいる生身の人間を見ていない。だから子供は、親が頭で描く人生と自分がずれてくる。今日という日がリアルじゃなくなるんですね
この「今日という日がリアルじゃなくなる」という表現がとても胸に響いた。子どもなら、親にはいま目の前にいる自分自身をまず見て、受け止めてほしいだろう。