朝日新聞 5/7の社説より

スーダン和平 人道危機に終止符を」「労働審判 解決の実績が問われる」
http://www.asahi.com/paper/editorial20060507.html


スーダン和平 人道危機に終止符を」
●要約
アフリカ・スーダン西部のダルフールではここ3年ほどの内戦で30万人が殺され、200万人が難民になっている。ここではアラブ人の民兵による黒人への想像を絶する殺戮や暴行、強姦が繰り返されている。アフリカ連合(AU)の仲介でようやく中央政府と反政府勢力が和平文書に署名したが、まずは戦闘行為を本当に停止させるためにスーダン政府に民兵組織を押さえさせることが急務であり、国連や国際社会の協力が不可欠だ。

○コメント
ダルフールと言えば極東ブログ。一昨年4月からずっとこの危機的状況を知らせ続けている。
スーダン・ダルフール州の民族浄化」2004.04.10
スーダン虐殺は人道優先で。石油利権の話はやめとけ」2004.06.30
スーダン・ダルフール虐殺問題と日本、そして日本のブロガー」2004.08.28
スーダン問題について」2005.02.04
なにかと兵力が足りない話」2005.02.22
ダルフール危機報道について最近のメモ」2005.06.06
ホテル・ルワンダをあと三百軒ほど」2006.01.12
ダルフール危機がチャドに及ぶ」2006.03.05

朝日新聞に言われるまでもなく、ネットではずっとずっとfinalventさんを始めとするブロガー達が発信し続けていることである。


労働審判 解決の実績が問われる」
●要約
近年企業と個人の間のトラブルが増加していることを背景に、個人の労使紛争を専門に扱う労働審判という制度が4月からスタートした。民事裁判と比較して手数料が安く、3回以内の審理で結論を出すという速さが特色だ。また裁判官一人に労働審判員2人で審議するという点も新しい。開始一カ月間で申立は90件。定着するかどうかは解決の実績にかかっている。労働審判委員会と労使双方の代理人は協力し、迅速な処理を心がけてほしい。

○コメント
労働審判員がどんな人たちなのかがポイントのような気も。本文には女性は5%しかいないとのことだが、それはあんまりだろう。
あとはアナウンス。存在が知られないことには利用もなかろうし。