興味のバトンをつなげるシート

キャリアガイダンス.netで小島貴子さんが紹介しているワークシート。高校生へのキャリア教育で使えるシートをこれから6回に亙って紹介してくれるという。その第一回。

キャリアの専門家が届ける「未来発見ツール」「興味のバトンをつなげるシート」

高校生の持っている興味範囲が狭いと進路への選択肢も狭くなるものです。そこで、自分は知らないが他の人は知っている「興味」を分かち合うシートを紹介しましょう。これは、自宅などでゆっくりと時間をかけて書き出させ、そのシートをクラス全員にコピーし、それを読んで質問表を書くという相互関連の意味を持ちます。自分では、興味が持てなかった事柄でも人が興味を持ったプロセスを知ることで、新しい情報の収集方法やきっかけを知ることにもなり、逆に、自分の興味ある事柄を説明することは楽しいものです。また、質問を受けることで深まる知見もあります。この授業のポイントは、1ヶ月に1度は必ずこのシート作りと話し合いをして、どんどん興味範囲を広げるきっかけとすることです。次は皆にこんな自分の興味を伝えたい。皆の興味をもっと知りたいという意欲を喚起できるように進めます。

興味の範囲を広げるのに分かち合う、というのは面白い。アレンジすれば大学生でも使えそう。