都会の退職者の余裕資産を地方と循環させる

地域活性化コンサルタント・上山さんへのインタビュー記事より。(朝日新聞

高度成長期は勉強できる子供が東京の大学に行って、大企業に就職して税金を払い、それが交付税と公共事業で地方への仕送りとなった。ところが今は交付税も公共事業も減り、都会と地方とつながるモデルが消えてしまった。

その処方箋として、「暇になった都会の富裕層に、彼らが欲しがる安全な食品、観光、健康を売って、大きく儲からなくてもいいから持続的な商品として売り込め。放っておくと富裕層のお金は国債とか買われてしまうからその前に」と言っている。
地方はお金も人材も東京に吸い取られてしまっているように見える。これをいかに還流させるかというグランドデザインが自治体には必要となるだろう。