「希望のニート」

日経アソシエの「Books 著者インタビュー」で、「希望のニート」という本を出版した二神能基さんのインタビューが載っていた。二神さんはNPO法人ニュースタート事務局」を運営しているが、ニートを「更生」して今の社会に引きずり出すのではなく、彼らの価値観や生き方を認めて共存できる社会を構築しようと提唱している。特に「退職型ニート」の人たちの傷の深さ、また現在の職場で息苦しさにあえぐ「隠れニート」が多いのではないかとも。
「日本はスローワークを含む多様な働き方、多様な生き方を認める優しい社会を築く方向に努力するべきだと思います。」という筆者の主張はまったく賛成。少子高齢化社会とは本来そういう流れを目指すべきではないか。