第2回 自殺対策関係省庁連絡会議資料

http://www.ncnp-k.go.jp/ikiru-hp/measures/051226kaigi.html
昨年12月26日に開催された会議の議事とメンバー、資料。
おそらく「自殺予防へ総合対策 政府が10年間に5千人の削減目標」(asahi.com)の元ネタ。 
我が国の自殺の現状等」の平成15年度のデータを見ると、こんなことが。

  • 平成16年の自殺者数32,325人のうち男性23,272人(72%)、女性9,053人(28%)
  • 年齢階層別死亡率で男性40才から65才にかけてが群を抜いて高い
  • 各年齢層の死因における自殺の割合を見ると、20才から35才まで30%を超えている
  • 自殺の原因・動機は1位「健康問題」約15,000人、2位「経済問題」約8,000人、以下「家庭問題」「不詳」「勤務問題」「その他」が約2,000人ずつ、「男女問題」約800人、「学校問題」約200人。(人数はグラフから目測のため不正確)
  • 自殺の手段は男性が1位首吊り66.4%、2位ガス13.3%、3位飛び降り7.1%、以下薬物、溺死、飛び込み、その他。女性は1位首吊り58.9%、2位ガス12.8%、3位飛び降り6.7%、薬物6.7%。女性は男性に比べ薬物の割合が高い

また「自殺予防に関する調査結果<ポイント>参考データ」を見ると、「自殺に関する統計を把握していない都道府県」という表があり、総数すら把握していない都道府県が4あると総務省調査から書いている。
とりあえず全体像を把握するには「自殺予防に関する調査結果に基づく通知」が現状、対策、課題をコンパクトにまとめている。