若者よ、選挙に行こう

世論調査で自民優勢と出るたびに、「この世論調査って回答している人たちは一体いくつくらいの人なんだろう」とか「普段何をやってる人たちなんだろう」と疑問に思ってしまうのは私だけだろうか。ワイドショー、マスコミの論調と一致する結果が出ているのは、ワイドショーを見れる時間帯に在宅していてじっくり新聞やらを読める人たち、つまり高齢者が圧倒的に多いのではないかというのが私の推測。
「吐息の日々」さんで選挙の参考になる記事があった。
2005-09-01 フリーター、ニートは誰に投票すべきか?

私は、フリーター・ニート問題の最大の要因は、供給側=フリーター・ニート本人たちではなく、需要側、すなわち圧倒的な求人不足にこそあるのではないかと思います。もちろん、このところ雇用情勢も好転し、有効求人倍率は1倍に迫る勢いですが、フリーター・ニート問題の解決につながる正社員(とはいわないまでも、少なくともフルタイムで一定期間の勤続が見込め、職業能力の蓄積に資する雇用)などの「有意義な」求人はまだまだ不足しているのではないでしょうか。ニートにはいくら求人があっても無意味だ、との指摘もあるかもしれませんが、有意義な雇用の機会が極度に狭められている、事実上閉じられていることが就業意欲を喪失することに直接間接の大きな原因になっているのではないかと思います。
したがって、フリーター・ニートが本当に注目すべきなのは、直接的なフリーター・ニート対策よりは、雇用機会の拡大につながる施策がどうなっているか、なのではないかと思います。

まったく同意。よく言われる「魚を与えるのではなく釣り方を教えろ」ではないが、ばらまきで一次的に現金を渡すより、いかに「有意義な雇用」を増やすかが、不安感を少しでも消していくことになるはずだということは皆わかっているはず。
マニフェストは「こういう国を作りたいです」という決意表明なのだから、すべてに目を通すことは難しいとしても、せめて自分が身近に感じる部分は実際に見て、選挙に行こう。投票したい人がいなかったら、「こいつだけは当選させたくない」という人を落とすための投票行動だってありだろう。