career news clip 20050810

平成16年度コース別雇用管理制度の実施・指導等状況/厚生労働省
#性別を問わず適用されてるなら、多様な働き方を認めるということでいいと思うのだが、「総合職に占める女性の割合は5.1%」ということから見えるように、女性社員の序列化に使われているのが現実。「総合職について転勤を要件としつつ10年間転勤実績がない企業割合 ・・・13.3%」というのは、転勤で脅しておいて結局は門前払いの言い訳かい、とつっこみたくなる。
また、表立ってコース別人事を取っていなくても、「職務区分」という抜け穴がある。職務区分で昇給・昇格を押さえることができるのだ。これは実質的な「コース別人事」だろう。
労働市場からの退出がやわらぎ失業率の低下が続く(今週の指標 No.646)/内閣府

また、労働力率をみると、全体が横ばいの中で、特に15〓24歳の若年層は顕著に上昇しており(図4)、就業意欲の回復を示している。

とあるが、「意欲の回復」というよりは「雇用の場がやっと出てきた」ということではないのだろうか。
しかしこの「図4」にある98年以降の若年層の労働力率の急降下ぶりは、恐ろしい。
おまけだが、次頁にある「クールビズによる消費押し上げ効果」。増えているのは、必要に迫られてという要素もあるだろうが、クールビズがきっかけで服装に関心が持たれたことも一因ではないだろうか。と言うか、今までのサラリーマンは洋服にお金かけなさすぎ。