お茶大ＧＣＯＥ主催「アンダーソン博士講演会」

社会心理学会のサイトで見つけた講演会情報。
どこかで見たお名前も。

講演者： Dr. Craig A. Anderson（アイオワ州立大学Distinguished Professor）
http://www.psychology.iastate.edu/faculty/caa/
タイトル：「一般的攻撃モデルと、拡大する暴力の連鎖」
（The General Aggression Model and the Escalating Cycle of Violence）
日　時：１１月１８日（火曜日）１７：００−１８：４０
場　所：お茶の水女子大学文教育学部１号館１階大会議室
（会場へのアクセス：http://www.ocha.ac.jp/access/index.html）
主　催：お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム
「格差センシティブな人間発達科学の創成」
その他の登壇者：
指定討論：湯川進太郎（筑波大学）
司会：坂元章（お茶の水女子大学）
通訳：渋谷明子（慶應義塾大学）
参加費：無料
講演の概要：アンダーソン博士は、米国アイオワ州立大学心理学部の著名教授（Distinguished Professor）であるとともに、国際攻撃学会（International Society of Research on Aggression）の次期会長であり、攻撃研究における世界的第一人者です。アンダーソン博士は、とくにメディア暴力の研究や、気温が攻撃性に与える影響に関する研究で著名であり、博士らが提出した「一般的攻撃モデル」は、現在におけるメディア暴力研究ないし攻撃研究の一つの到達点と言いうるものです。本講演では、この一般的攻撃モデルと、それが、暴力の連鎖の拡大とどのように関連するかについてお話しされます。そして、女性を攻撃する男性に関する新しい研究や、テレビゲームが短期的あるいは長期的攻撃に及ぼす影響に関する新しい研究についても紹介され、最後に、地球温暖化が大規模暴力に対する影響を理解する理論的枠組みを提示される予定です。
言　語：講演は英語で行われますが、適時、渋谷氏による抄訳が行われます。
講演後の質疑応答においては、渋谷氏が通訳を行います。

日本パーソナリティ心理学会第17回大会でもアンダーソン博士による公開講演会「メディア暴力と攻撃的パーソナリティの発達」が開催されるそうなのだが、それとは別にまたこちらでも聴けるとのこと。