私が(MBAではないけれど)社会人大学院に通うことにした10の理由
ayustetyさんの「MBA取得に10個も理由は無いけれど……」経由で知った中島聡さんのエントリ「私がMBAを取得することにした10の理由」に感化されて、私も改めて考えてみた。
- 心理学修士(うちのコースは厳密には「カウンセリング修士」だが)を持たずにカウンセリングをすることにハンデを感じたから
- 心理学の専門家たちが話す心理用語をちゃんと理解できるようになりたいから
- 他の心理専門家たちとコネクションを作りたいから
- 専門家だという証がほしかったから
- 知識量がまったく足りないと思ったから
- 大学で卒論を書いていないのが未だにくやしいから
- 会社じゃなくて自分の名前で仕事をしていけるようになりたいから
- 新しい世界を見てみたかったから
- 先に大学院を出て臨床心理士を取った元同僚に少しでも追いつきたいから
- 新しいことが好きだから
上位三つは中島さんのパクリ(笑)。でもウソではない。
とにかく行きたかった。勉強したかった。通学を始めてしばらくは、夜茗荷谷の駅から学校に向かって道を歩くたびに「ああ、私、本当にここに通えるようになったんだなあ。夢みたいだなあ。なんてうれしいんだろう!」とスキップしそうな勢いで歩いていたものだ。そのくらい念願だったのだ、ということにその時初めて気がついた。
プロとしての裏付けがほしい、実務だけでなくアカデミックな知識がほしい、それを実務に戻してもっといい仕事ができるようになりたい。そう願って願って努力してやっと実現した大学院行き。「勉強=強制」「勉強=苦痛」という印象を持つ方々からはなかなか理解してもらえない心情だが、中島さんはもちろんayustetyさんやkushさんのようにMBAに向けて踏み出した皆さんにはきっと理解していただけると勝手に思っている。
で、実際通い始めると、学割の予想外の威力に驚いたりもしているのだが。映画や美術館が学割で入れるって、それだけでモチベーションになったりする。時間さえあればもっとせっせと通っているだろう。そのあたりは社会人大学院生のつらいところ。