career news clip 20060319

週末気になったニュースをひとまずクリップ。

電機連合、職種ごと要求目標 業種ばらつきで転換へasahi.com:2006/03/18)

 電機メーカーの労組でつくる電機連合(約61万人)は、春闘の賃上げ交渉について、業界で統一目標を掲げて要求する今の方式を改め、製品組み立てやシステムエンジニア(SE)など、職種ごとに要求目標を設ける新しい枠組みに転換する方針を固めた。企業間で業績の開きが大きくなるなか、同じ職種で同じ賃上げを要求すれば、待遇の格差是正や雇用流動化への対応にも効果的だと判断した。今後、議論を本格化し、できるだけ早い時期での移行を目指す。

事実上の「職種別賃金」、つまり職種別給与体系の導入へのイントロとなるか。職種の区分けとしては、製品組み立てや機械加工、SE、企画、営業、事務などが想定され」とのことだが、こうなるとjob discriptionの明文化が急務となると思われる。

うつ病 低い認識 強い偏見(朝日新聞東京版夕刊:2006/03/18)

うつ病の人にはどんな症状が現れるのかを理解している人は3割足らずであることが、全国の二千人を対象に精神科医のグループが実施した面接調査で明らかになった。一方で、うつ病の隣に転居したくないと答えた人は3割を超していた。調査にあたった中根允文・長崎国際大教授は「うつ病について正しい理解が不足しており、偏見が強いことが裏付けられた」としている。

「調査は2003年から2005年に全国25地点で住民約2000人を無作為抽出して実施した」そうだが、面接回答でこの結果ということは、筆記回答にするともっと割合は高くなる可能性がある。

うつ病の事例で正しく病名を挙げられた人は28.8%、自殺願望がある事例については35%が「うつ病」と答えたが、自殺願望のない事例では22.6%にとどまった。病気ではなく「心理的な問題」と答えた人は27.1%だった。
(中略)
結婚することに「強く反対」「確かにそうしたくない」と答えた人は合わせて43.5%。隣への転居についても同様に答えた人が計31.8%いた。

オーストラリアで同じ調査をした結果では、うつ病の事例で病名を当てた人が71.3%、隣への転居に反対する人は11.4%。2000年から政府がテレビなどを使って啓発活動を継続的に行っているとのこと。
自殺者の多くはうつ状態であるとも言われており、うつの状態を本人や周囲がいち早く知ることができれば、適切な治療で回復するケースも増えるのではないか。

若者の性感染症相談窓口開設へ 保健所に専門医asahi.com:2006/03/18)

 厚労省の研究班が04年に九州の高校生約5700人(15〜18歳)を対象に行った調査では、性経験のある生徒(男子836人、女子1281人)のうち、無症状のクラミジア感染者は男子の6.7%、女子の13.1%に達した。

 こうした現状から、厚労省は06年度、各地の保健所を管轄する都道府県や指定市など127自治体を対象に、相談員の配置に対する補助事業を創設。保健所ごとに1人ずつ、地域の泌尿器科産婦人科の医師ら専門の相談員を配置して、定期的に保健所で相談を受けたり治療方法を助言したりするようにし、国と自治体で費用を折半する。

 また、所管する公益法人に委託して専門の電話相談窓口も設置する。専門医と保健師が平日を中心に、保健所に足を運べない人の相談に無料で応じる計画で、運営施設や開始時期など詳細は今後詰める。

「カレシの元カノの元カレを知ってますか」を性感染症にもぜひ。

パソナテック、エンジニア向けブログ「あすなろBLOG」をオープンZDNet Japan:2006/03/19)

 あすなろBLOGでは、コンテンツとして、第一線で活躍する人材が最新の技術動向やライフスタイルについて語る「あすなろBlogger」や、自身もエンジニアの経験を持つ専門のキャリアカウンセラーがキャリア論を語る「あすなろカウンセラーBlog」、さまざまなテーマについてコメントを寄せ合う参加型のイベント「トラックバックコンテスト」などで構成される。

あすなろBlogger、似顔絵似すぎ。