今年も大学院クラスメートの祥月命日がやってきた

一昨年乳ガンで亡くなった大学院クラスメートの祥月命日に、ご家族に花束を送ったという報告がクラスのMLで流れてきた。そろそろ命日だったかな、と思いつつ何もアクションを起こしていなかったが、他の人が動いてくれていて感謝。

旦那様からメールで届いたお礼をMLで転送されていて読む。

四十九日にお送りした写真をまとめたアルバムを、今も時折眺めてくださっているとのこと。
「妻も良い方々に囲まれて成長を求めることができ、最期まで充実した日を送れたと、私も改めて一層感じております。」との言葉にまた涙。

健康な体で朝起きて会社に通い働く毎日をつい当たり前だと思ってしまうが、この時期になるとそれはとても幸運なことなのだと改めて思い知らされる。私の父も年初にガンで手術をして、一時は別れを覚悟した。死に直面して初めて生きることについて正面から考えられるものなのかもしれない。

2年前の修論中間発表会で黙祷から始めてもらったこと、終了後某所にて自殺アフターケアを担当しているクラスメートに進行役をやってもらいデブリーフィング(心理的振り返り)を行ったことなどが昨日のことのように思い出される。

告別式の日もこんな青空だった。
ちゃんと生きてる?
そんな問いかけをされてるように感じる秋の日。