中小企業の社長が見る「一緒に働ける人かどうか」のポイント

玄田ラヂオ掲載の『A’ワーク創造館』職員・井村良英さんのエントリより。

最近お会いした社長さんたち②(玄田ラヂオ:2007/02/04)

採用面接で社長自らが面接する、という社長さんは「一緒に働ける人かどうかを見る」とおっしゃるので、井村さんが引き続き質問を重ねる。

「一緒に働ける人かどうかはどこを見ればわかるんですか?」

すると、
「挨拶や、礼儀、体力など基本的なところがちゃんとしているかを見るねー」とか、
「昨日できへんかったことは今日できるようになろうと思える人かどうか」とか、
「働きたいというやる気が伝わってくるか」などとおっしゃる。

「やる気はどうしたら伝わってくるのですか?」

社長さんたちは少し口ごもりながら
「やっぱりなんでもしますとかいって気持ちを伝えてくる人。」とか、
「会社、仕事のことをきちんと調べてくる人なんかからは伝わってくるよね。」と
教えてくださる。
「会社では仕事を教えることはできても生活支援はできないから」と
付け加えて。

基本的な生活態度、成長しようとする姿勢、仕事に対するやる気の表現。
「やる気の表現」は言葉で気持ちを伝えたり、会社そのものを事前にきちんと調べて来るということでできる、ということか。

働くことをなめてかかってはいけないけれど、そう小難しく考えることもない。
「一緒に働きたいんです」そういう自分をいろんな角度から伝えるのが大切なのだなあと思う。