タイガー・ウッズ、高橋尚子が試合中に能力を発揮する秘訣は「セルフイメージの最大化」

リクルートワークス研究所発行「Works No.70 2005.06-07」のコラム「CATALYST」より抜粋。
NECラグビー部など、7チーム、14選手をサポートするスポーツドクター、辻秀一氏へのインタビュー。

持っている能力を十分に発揮するには、セルフイメージを大きく安定させ、揺らがないようにすることが必要なのです。
セルフイメージを大きくするには、どうすればいいのでしょうか。
一流のスポーツ選手を見てみると、タイガー・ウッズ選手は自分のライバルを心から応援しています。高橋尚子選手は30キロ付近で競っている選手には「この人には負けたくない」ではなく、感謝しているのです。なぜなら、相手に対して応援や感謝の気持ちをもつことが、自分のセルフイメージを大きくし、結果的に良い成績を出すことを知っているからです。

恥ずかしながら初耳だった。競っている相手を応援する、感謝することで自分の能力を十分に発揮できるなんて。
闘う相手は他人ではなく自分、というのは比喩ではなく実感として本当、ということか。