ネイルサロンでリリー・フランキー人気を知る

広尾に行きお手入れをしていただきながらネイリストのおねえさんと話をしていた時。芸能人ではどんな人が好きか、という話題でおねえさんが「私最近、リリー・フランキーなんですよ」と。
たしかに近著「東京タワー」が売れていて、特に男性たちの間で「号泣本」として人気が高いとの評判は聞いたことがあったけど、女性の感想はあまり聞いたことがなかったので、ふーん、と思ったのだが、そのあと彼女はこう言った。
「男性として好きなんです。オカンのかわりに私が包んであげる、って思っちゃうんですよ」
へぇぇぇぇぇ。そうなんですか。と思って引き続き聞いていたら、足の方をやってくれていたもう一人のおねえさんが「実は私も大好きなんです。うちのお店、5人はいますよ、そういうファンが」と衝撃の発言を。
いつの間にこんなにモテていたんですか>リリー・フランキー
私にとってリリー・フランキーは今は亡きナンシー関と同じポジショニングで、サブカル系に強い、小粒でもぴりりと辛いコラムニスト、という印象で、もちろん彼の文章は面白くて好きなのだが、彼女達のように「萌える」対象ではなかったんだけどなあ。女達を虜にする「東京タワー」、読んでみようか。